自分の身体で試した「夏の腸トラブル」お便り所全記録

「便は悪くないのに、なぜ出し切れない?」

70歳目前のせも太郎が、自分の身体で試した「夏の腸トラブル」全記録

最近、ちょっと気になることがあった。

便の色も悪くない。
形も、それほど悪くない。

なのに……

スゥーッと出ない。

出たと思ったら、まだ残っている感じがする。

そして、しばらくするとまた少し出る。

「なんだこれ?」

便秘というほど出ないわけじゃない。
でも、明らかにいつもの排便とは違う。

そこで、また始まりました。

せも太郎の身体観察です(笑)


「便が悪い」のではなく、「出し方」が悪いのか?

僕は普段から発酵食を中心に食べています。

自家製の発酵料理を作り、甘酒を使った料理やデザートも作る。食物繊維も意識している。

だから最初は、

「食べ物はそんなに悪くないはずなんだけどな?」

と思った。

そこで、便そのものだけを見るのではなく、

「腸が最後まで押し出せているのか?」

という視点で考えてみた。

夏。
外は猛暑。
そして室内に入れば冷房。

暑いところから、急に冷えたところへ。
また外に出れば暑い。

この繰り返し。

もしかすると、こうした寒暖差や身体の冷えが、自分の場合は排便のリズムに影響しているんじゃないか?

そんな仮説を立ててみた。

もちろん、これは僕自身の仮説。

でも、

身体がおかしいと感じたら、まず自分の身体を観察してみる。

これが僕のやり方だ。


便の「形」だけじゃなく「量」も考えてみた

もう一つ気になったのが、便のカサ(量)だった。

便の形が良くても、そもそもの量が少なければ、排便の刺激が弱いのではないか?

そう考えた。

そして、水分も気になった。

水分を摂っているつもりでも、「水分を摂ること」と「腸の中で気持ちよく排便できること」は、必ずしも同じじゃない。

そこで、水分の摂り方、食事の量、食物繊維、身体の冷え、朝の習慣……いろいろなところを観察してみることにした。


そんな時、発酵料理で面白いことが起きた

僕は発酵料理のワークショップをやっている。

そこで参加者さんから、こんな報告をいただくことがある。

「発酵フルコースを食べた翌朝、スッキリ出ました!」

「お腹の重さがなくなりました!」

これが一人じゃない。

何人かから、似たような感想をいただく。

「これは面白いな……」

発酵料理には、発酵食品だけではなく、野菜などの食物繊維、水分、有機酸など、いろいろな要素が入っている。

だから、

「発酵だから便が出る!」と単純に決めつけるのではなく、食事全体として排便に影響した可能性はあるんじゃないか?

と考えた。


そして、朝の「実験」が始まった

今回、自分の身体で試してみたのが、朝の排便ルーティン。

まず起きる。

そして水分を入れる。

僕がやってみたのは、真水を200ccほど、ゴクゴク飲むこと。

まとまった量の水分を胃に入れることで、胃にものが入った刺激が大腸の動きに影響する「胃・結腸反射」という生理的な仕組みがある。

「だったら、朝一番に水を入れてみたらどうなる?」

というわけだ。

そして、その後にコーヒー

水を飲んだあと、いつもの事務作業をしながらコーヒーを飲む。

コーヒーを飲むと、僕の場合はどうも腸が動き出す。

これも面白い。

だから、

「コーヒーの成分が腸を動かした!」

と簡単には言わない。

「朝に飲む」「胃に入る」「温かい飲み物」「いつもの生活リズム」など、いろいろな要素が重なっているのかもしれない。

僕の場合、コーヒーを飲むと排便が起こりやすい。


そして、身体から答えが返ってきた

その朝。

いつものように水を飲み、コーヒーを飲みながら仕事をしていると……

来た。

トイレへ。

そして、

スゥーーーッ。

途中で途切れない。
小分けにならない。

一度でスッキリ。

「おおっ!」

(笑)

これですよ。
この感覚。

身体がちゃんと答えを返してくれた。


じゃあ、これが「正解」なのか?

ここが大事。

僕には合った。

でも、「みんな朝に水200cc飲めば快便になります!」とは言えない。

人間の身体は、一人ひとり違うから。

年齢も違う。食べているものも違う。運動量も違う。睡眠も違う。生活リズムも違う。

だから医学的な研究や統計は、僕にとって大切な「参考資料」。

でも、

最後に自分の身体に合うかどうかは、自分で確かめる。


医学を否定するんじゃない

僕は医学を否定しているわけじゃない。

医学的に分かっていることは積極的に参考にする。

ただ、

「大勢の人に当てはまる」ことと、「自分に当てはまる」ことは別。

医学から学ぶ。
↓
自分の身体を観察する。
↓
仮説を立てる。
↓
一つ試してみる。
↓
身体の変化を見る。
↓
また考える。

この繰り返し。

これが僕にとっての、「自分の身体との対話」なんだと思う。


70歳目前。僕は今でも自分の身体を実験している

もうすぐ70歳。

若い頃のように、身体が勝手に動いてくれるわけじゃない。

だからこそ面白い。

ちょっとした身体の変化を見逃さない。

「今日は何が違うんだ?」と考える。

そして試してみる。

うまくいかなければ、また考える。

身体は、毎日少しずつ違う。

だから、

一生、研究対象(笑)。

自分の身体ほど、身近で面白い実験材料はない。

もちろん、無理なことをする必要はない。体調に異常があれば、ちゃんと専門家に相談する。

そのうえで、

自分の身体がどう反応するのかを、自分で感じ取る。


せも太郎流・夏の腸活

① 夏こそ、お腹を冷やしすぎない

猛暑だからといって、身体の中まで冷やしすぎない。

「暑いから冷やす」だけではなく、自分のお腹が心地よい温度はどこなのか?を感じてみる。

② 朝の水分を意識してみる

僕の場合は、朝にまとまった量の水を飲むことで、排便のスイッチが入りやすかった。

ポイントは、「自分の場合はどうか?」を観察すること。

③ 便の「形」だけじゃなく「量」も見る

毎日出ているから大丈夫。形が良いから大丈夫。

それだけではなく、「スッキリ出し切れているか?」も、自分の身体を見る大切な指標だと思う。

④ 発酵食だけに答えを求めない

発酵食品は、魔法の食品じゃない。

食物繊維、水分、食事量、生活リズム、運動、睡眠……いろいろなものが組み合わさって、自分の身体ができている。

だからこそ、「発酵+生活全体」で考えてみる。


最後に

今回の排便トラブル。

最初は、

「なんでスッキリ出ないんだ?」

という小さな違和感だった。

でも、その違和感を放っておかず、

「なんでだ?」

と自分の身体に問いかけてみた。

すると、いろいろなことが見えてきた。

そして試してみたら、

身体がちゃんと答えてくれた。

これだから、自分の身体を観察するのは面白い。

医学的な研究は、大勢の人から得られた大切な知識。

それを参考にしながら、最後は自分の身体に聞いてみる。

「お前は、どうなんだ?」

(笑)

そして身体から返ってきた答えを、また次の実験につなげていく。

食べることは、自分自身を実験すること。

生きることは、自分の身体と対話すること。

70歳になっても、80歳になっても、まだまだ自分の身体を研究していきますよん♪

by・・・せも太郎

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