柿酢をつくると、白いゼリー状の物質ができる
この正体は、何かというと産膜性酢酸菌のコロニーが形成した
セルロースゲル(スコーピー)
このスコーピーに糖分を加えた紅茶加えて発酵させてコンブチャをつくる。(昆布茶)ではないよ
2週間経ったので飲んでみると、酸味があって旨い♫腸内フローラも喜ぶねぇ(╹◡╹)
この、コンブチャの経緯が面白く
昭和40年代末に、紅茶キノコとしてブームとなり、余りのブームにより
東京都保健局が、怪しんで成分を調査したとか
結果は、酵母と酢酸菌が主菌相であったことが報告されている。
健康を害する成分はなかったらしい。
しかし、商品化の例はなく、あくまで家庭で行われたため、ブームは一過性であった。
紅茶キノコの発祥の地はモンゴル、ウクライナ、ロシアで、紅茶キノコは「Russian “tea mushroom”(ロシアン・ティー・マッシュルーム)」と呼ばれ、19世紀から飲まれている
欧米における Kombucha という名称は日本語の「昆布茶」と似ているが、紅茶キノコと昆布茶は全く別のものである。
The American Heritage Dictionary には、英語話者がゼラチン状の培地を海草(昆布)と誤解し、「昆布茶」と混同したものと推測している。
実際は、先にも記したが、産膜性酢酸菌のコロニーが形成したセルロースゲルであり、真のキノコのような真菌の子実体ではない。
10年くらい前から、欧米で健康飲料として人気で、健康志向なセレブたちの定番ドリンクとなっている。スーパーへ行けば、コンブチャと称したボトル入り機能性ドリンクが買える✌︎(‘ω’✌︎ )
レモンジンジャー、クランベリー、オレンジ、コーラなど、いろいろなフレーバーがそろっていて
各メーカーでは、コンブチャは、デトックス作用、プロバイオティック、抗酸化物質、ビタミンB群、ビタミンC、オーガニック酵素などに富むとして、「飲み物のスーパーフード」、「パワフルなプロバイオティック茶」と呼んでいる。
Amazonでも「Kombucha」と検索すると沢山の商品がでてくる。
柿酢をつくったことない、でも興味があるという方には、
「Kombucha」のキットも販売しているようですよ。
以上・・コンブチャを軽く説明してみました
柿酢でできたスヒーコーピー 100㌘
紅茶 1㍑
砂糖 50㌘
紅茶をつくって、砂糖を入れる。冷ました紅茶にスコーピーを入れて発酵させる。
紅茶キノコなので紅茶を使うが、紅茶でなくてもよい。
例えばレモン水や緑茶でも良いんですよ。