醤(ひしお)とは ワークショップ

醤(ひしお)という発酵調味料を知っていますか?
しょうゆやみそのルーツともいわれている醤は、主にしょうゆの代わりに使うことで、料理にコクを出したり、また肉や魚を漬け込めば柔らかくなります。

せも太郎の作った豆麹、麦麹、米麹で醤(ひしお)の作り方と具体的な使いかたをお勉強しましょう。                      
醤(ひしお、ジャン)は、発酵調味料の一種。

現代日本語で醤(ひしお)と呼ぶ場合は「食品を麹と食塩によって発酵させて製造した調味料または食品」をいうことが多い

中国の醤
醤の歴史は古代中国大陸に遡り、周王朝の『周礼』という文献に「醤用百有二十甕」という記載があ

最も古く作られるようになったのは肉醤や魚醤で、次第に豆や小麦などの穀類を使った醤が作られるようになった

日本の醤
遣隋使や遣唐使によって大陸との往来が盛んになると、未醤(みしょう)、肉醤(ししひしお)、豆醤(まめひしお)などが貴族の食事に取り入れられた。

903年(延喜3年)の『和名抄』(日本最古の辞書)において、醤の和名に「比之保」(ひしほ)が当てられている。

☆醤の使い方

1. 漬ける
「食材に醤をまぶしてひと晩漬けると、身体にやさしくておいしい発酵料理が簡単に作れます。

醤の酵素にはタンパク質を分解する作用があるため、肉や魚がやわらかくなり、旨味も増します。消化しやすくなるので、夜遅くに食事をとる人や、消化機能が弱っている人にもおすすめ。

2. 和える
「ゆでる、焼くなど、いつも通りに下ごしらえした食材を、醤で和えるだけで立派な発酵料理になります。

野菜、肉、魚などどんな食材と和えても良いし、ゆで卵と醤を和える“醤たまご”もおすすめです。煮卵よりも手軽で、バルサミコ酢やスパイスを混ぜれば、エスニック料理にぴったりな味になります。

醤で和えた料理に甘味をプラスしたいときは、砂糖ではなく、同じ発酵調味料の甘酒を使うとより味に深みが出ます

3. 味付ける

「しょうゆの代わりに、調味料として使えます。たとえば、れんこんをフライパンで炒めて、醤と酢を絡めるととてもおいしいです。アボカドとの相性もよいですね。

しょうゆのように、納豆や豆腐、刺身に醤をかけて食べることもできます。

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